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オーミー!フォーユー!

オーミー!フォーユー!

ようやく秋らしくなってきました。自然の豊かな滋賀県では爽やかな風が吹いています。
さて10月のオーミーフォーユーは88期生の柘植政浩(ツゲ マサヒロ)が担当いたします。

柘植と書き「ツゲ」と読む姓はよく珍しがられます。植物の名前にもありますし、三重県伊賀市には柘植町という地名があり、柘植駅はJR草津線と関西線の乗換駅として有名です。私の祖先は代々この柘植の出身で、伊賀国阿拝郡柘植郷と呼ばれた時代からの武士の家系だったそうです。

伊賀といえば、そう!時代劇には定番の忍者ですよね~~~。記録は残ってないのですがご先祖様は忍者だったのか、という思いは強いです。それに、忍者は自分のことを忍者とは言えませんし、隠密であるのが当たり前、記録や跡を残すことは無い・・・ますますそう感じてます!!!

そして、生まれた実家があるのは滋賀県の甲賀市、伊賀から甲賀に移り住んだわけです。ちなみに“甲賀”と書いて「コウカ」と濁らずに読むのが正式名称なんです。伊賀「イガ」甲賀「コウガ」と呼ばれているのが一般的ですよね~。この機会に覚えていてください。
その甲賀こそが忍者発祥の地といわれる忍術の里ということで、今回は甲賀の里、忍術村をご紹介いたします。

甲賀市に生まれ育ち、忍術村のことは良く知っていました。小学校の遠足で来ましたし、それからもプライベートで何回かお邪魔しています。
鈴鹿山麓の原生林に囲まれた、自然の豊かな広大な敷地の“甲賀の里 忍術村”には移築された忍術屋敷や手裏剣道場、忍術博物館などがあり、当時の隠れ里が再現されています。さらに村内には忍者修行の体験ができる忍者道場があり、貸衣装の忍者服・頭巾も用意されています。

・・・ということで、せっかくですので、私、柘植政浩が忍者衣装に着替えて忍者道場の体験をいたしましょう!!!

まずは茅葺き民家を移築して造られた甲賀忍術博物館。手裏剣、武器、書物といった忍者に関する様々なものが展示されています。忍者の資料としては世界一の数を展示しているそうです。

続いては忍者道場。石垣昇りの術、塀越えの術、塀横歩きの術、壁伝いの術、綱渡りの術、坂道上がりの術、一本渡りの術、井戸抜けの術、水蜘蛛の術と全部で九つの術を学ぶ道場で、全部を習得したら免許皆伝の巻物を授かるそうですが、あいにくの雨ということで今日は“塀越えの術”と“水蜘蛛の術”に挑戦しました。

塀越えの術は、刀の鞘の部分に地下足袋の指の分け目の部分を掛けて一気に登るのがコツ。仕事柄、体重は軽めなのでササッとこなせました。

しかし、しかし、これはかなりハードでした!!“水蜘蛛の術”ここは本物の木製の板状の浮き輪ではなく樹脂製の浮き輪のような水上歩行器に足を乗せてロープ伝いに池を渡るのですが、バランスが取れない!!踏ん張りがきかない!!ボートに乗るより数倍難しい!!
踏ん張り過ぎて股関節が痛くなりながらなんとか浮いて見せました。昔も今も、水上の格闘技は難しいんです!!

続く・・・

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