12R  優勝戦　　　　

予選を首位通過の永田啓二が準優を押し切って1着。4日目から4連勝でファイナルの1号艇に構える。手にするのはエース級の一角に挙がる58号機。乗り心地に調整が続くものの、強力な行き足、伸びはピットでは節イチ級の評価を集める。ともに数字以上にパワフルな気配に仕上げてきたのが吉田裕平と廣瀬真也。好素性モーター47号機を駆る別府昌樹も展開を突いて浮上をもくろむ。迎えた優勝戦は永田がトップSを決めてイン先マイも、その内を鋭く突いた吉田がBSでは永田に肉薄する。吉田を何とか抑え切った永田が2Mを先取り。差し逆転を狙った吉田はわずかに及ばず、1Mでは事故艇もあってこの時点で決着がつく形となった。2着は吉田、1Mを全速戦から2Mで別府をさばいた廣瀬が3着。永田は昨年10月のまるがめ以来通算25回目、びわこでは初となるV。