12R  優勝戦　　　　

予選を首位通過の永井彪也が準優12Rを2着。11Rを1着の今泉友吾にファイナルの1号艇が巡ってきた。その準優は田口節子のまくりを浴びながら押し切ったように、回り足や出足はかなりのレベルだ。ただ、直前におなじみの中間整備が入った72号機の中野希一、甲子園優出機を駆る岡村将也も仕上がりは上位クラス。永井は予選トップの意地でリベンジを果たしたいところで、田口や古川誠之の外枠両者も虎視眈々(たんたん)と台頭をもくろむ。迎えた優勝戦は1コースからコンマ02のトップSを決めた今泉がそのまま先マイへ。差しに構えた中野らライバル勢を寄せつけず、BSに入った時点で早くも独走態勢を築いた。差しを伸ばしてBS浮上の永井、さらに中野での次位争いは2周1Mの全速戦で中野を振り切った永井に軍配が上がった。今泉は昨年8月の丸亀以来、通算は15回目、びわこでは初となるV。