12R  優勝戦　　　　

予選ラウンドを8戦6勝でトップ通過の西橋奈未が準優を逃げ完勝。新モーター＆新ボートに加え、全国初の新燃料（E30ガソリン）導入で注目されたシリーズのファイナルも絶好枠に構えた。その成績が示すとおり、うねりも関係なしのトップ級のパワーに仕上げてきた。ただ、正月に開催された前回大会に続くタイトル連覇を狙う地元・遠藤エミも十二分に戦える足色。宇野弥生は本領のS攻勢で内枠勢にアタックへ。出足、回り足はパワフルな細川裕子も展開を突いてV争いに加わりたいところだ。安定板が使用されるコンディションで迎えた優勝戦は西橋がコンマ05のトップSを決めると艇をバウンドさせながらも1コース先マイ。差しを狙う遠藤らを寄せ付けず、BSに入って先行態勢を築いた。遠藤が次位を確保。1M、2Mを全速戦の細川が3着での決着となった。西橋は昨年3月の三国以来通算7回目、今回が3連続優出だった当地では初となるVを飾った。