12R  優勝戦　　　　

予選トップの山本隆幸は準優進出戦を3着も、3号艇で臨んだ準優10Rを圧巻の3コースまくりで1着。予選順位が優先されるシステムによりファイナルの1号艇に返り咲く形となった。今節が使い納めのエース級37号機を駆って、強力な行き足、伸びを中心に自他ともに認める節イチのパワーを誇る。柴田光もさすがの調整手腕で凡機を立て直し、パワフルなターン回りには自信の表情。上平真二は依然として機力的には見劣るが、名人さばきを駆使してV争いに加わりたい。11年4カ月ぶりの地元Vをめざす君島秀三は本領のカドS攻勢で勝負。末永由楽、岩永雅人の外枠勢も虎視眈々と浮上をもくろむ。迎えた優勝戦は山本がコンマ09のトップSから1コース先マイ。3コースからまくり差しで迫る上平を抑えてBSでは先行態勢に持ち込む。2着は上平、1Mを全速戦で浮上した君島が3着での決着となった。山本は通算54回目、びわこでは4回目のV。