12R  優勝戦　　　　

予選首位の石田章央は準優12R、北中元樹のカドまくりを浴びながらも力強く押し切って1着。中間整備機の一角39号機のパワーを見せつけてファイナル1号艇に構える。ただライバル勢は手ごわい面々で、その筆頭はエース級17号機を手にハイパワーを誇る重木輝彦。トップルーキー・中野仁照は本領のスピードさばきでV争いを演じる場面は十分ありそう。昨年9月戦に続く当地連覇が懸かる下河誉史、良機を駆る森照夫もパワーは好レベル。地元・北中は準優同様に気迫の走りで見せ場をつくるか。迎えた優勝戦は中野が3カドに引く2対4の進入隊形となったが、トップSを決めた石田がイン先マイからBSでは先行態勢へ、全速戦の中野と最内を差した下河での次位争いは中野に軍配が上がる形となった。石田は昨年5月のからつ以来通算17回目、びわこでは初となるV。