12R  優勝戦　　　　

予選を首位通過の守田俊介が準優を押し切って1着。初日からオール2連対をキープしてファイナルの1号艇に構える。Fを切った昨年の年末シリーズと同じ65号機を駆って仕上がりは申し分なし。本領の快速攻でリベンジVを飾るか。ただ、今節ただ一人のゴールデンレーサー・井口佳典も5連続優出となった73号機を仕上げて出足はパワフル。準優を3コースから豪快にまくった板橋侑我はその再現を狙ってくる。地元でデビュー初Vに燃える木下雄介、さらに庄司樹良々、馬袋義則の外枠勢も連争いは十分の足色だ。迎えた優勝戦は板橋がコンマ09のトップSを決めるが、その攻めを冷静にブロックした守田がイン先マイ。そのままBSでは先行態勢に持ち込む。井口と木下での次位争いは2Mで木下をさばいた井口に軍配が上がる形となった。守田は今年は早くも4回目のV。通算は128回目、地元びわこでは28回目のVを飾った。