12R  優勝戦　　　　

予選首位の是澤孝宏が準優を逃げ切って1着。最多の6勝をマークして待望の今年初優出を決めた。先月の中間整備で急変した33号機を駆って、強力な出足を中心に仕上がりはトップ級。最後も気迫の走りで押し切るのみだ。ただ、2号艇の吉川昭男もエース級の良機を手に出足はハイレベル。紅一点の西橋奈未は豪快なカドまくりを決めた準優と同様に果敢な攻めを繰り出すか。澤田尚也やSG2冠の守田俊介、さらに川島圭司らも展開ひとつでV争いに加わってくる。迎えた優勝戦はスリット後に伸ばすカド澤田を制して、是澤がイン先マイからBSでは先行態勢へ。最内を突いた守田が次位確保かと思われたが、2Mの手前で他艇と接触して転覆。2着は西橋、3着は澤田が浮上する形となった。是澤は通算では13回目、びわこでは昨年の正月シリーズ以来5回目のVを飾った。