12R  優勝戦　　　　

2日間の予選ラウンドを首位で通過した北野輝季が準優12Rを逃げ切り勝ち。準優を含め6戦4勝、オール3連対でファイナルの1号艇に構える。16号機は2連対率26.5％ながら、パワフルな回り足を中心に数字以上の足色に仕上げて本人も満足の表情だ。ただ、G1覇者の肩書を持つ大峯豊、さらに木下翔太のセンター勢は手ごわい相手。紅一点・喜井つかさも軽視はできない好仕上がりで、宗行治哉と坪口竜也の外枠勢も台頭十分のパワーを誇る。迎えた優勝戦は4カドの木下がトップSも伸び切るとまではいかず、北野がインからそのまま先マイ態勢へ。差しを狙う大峯や喜井を寄せ付けず、BSに入った時点で北野が早くも先行状態に持ち込む。BSでは残る5艇が並ぶ激戦となったが、2Mを全速戦に出た宗行が次位に浮上し、木下が3着での決着。北野は通算18回目、当地では2022年5月の前回戦に続く2節連続＆3回目のVとなった。