12R  優勝戦　　　　

抜群のパワーを武器に予選トップ通過の松田大志郎が準優10Rで痛恨のFに散る大波乱。11Rをインから押し切った2位・飯島昌弘がファイナル1号艇をゲットする形となった。2連対率22.9％だった52号機を完全に立て直し、強力な出足を中心に上位級のパワーを誇る。2号艇の有賀達也も仕上がりは数字以上の高レベル。一方で平本真之は依然として出足に不満が残るものの、ゴールデンレーサーの手腕でV争いに加わりたいところだ。迎えた優勝戦はきっちりと1艇身のSを決めた飯島がイン先マイへ。カドから思い切って握って出た平本を受け止め、BSでは先行態勢に持ち込む。2Mも再び全速戦で後続を引き離した平本が次位を確保。三角哲男との争いを制した河村了が3着での決着となった。飯島は通算44回目（G1は1V）、びわこでは今回が4回目の優出で初となるVを飾った。