12R  優勝戦　　　　

予選首位の豊田健士郎が準優12Rを逃げ切って1着。ここまで7戦5勝、オール3連対でファイナル1号艇に構える。2節前のG3戦で定松勇樹がVを飾った60号機を手に、成績どおりパワフルなレース足を誇る。ただデビュー初Vが懸かる藤田俊祐、地元初Vに燃える澤田尚也もターン回りは好レベル。タイトル連覇を狙う関浩哉はもちろん、篤哉＆翔の前田ブラザーズも虎視眈々とV奪取を狙ってくる。優勝戦はトップSを決めた豊田がすんなり押し切ったかに思われたが、澤田が2Mの巧ターンで豊田に肉薄。豊田はそれを何とか振り切ったが、次は関が艇を接触させるほどの猛追を見せる。ゴール前までもつれた首位争いをしのいだ豊田がVゴールを駆け抜け、2着は関、3着は澤田での決着となった。豊田は3場所連続で今年6回目、通算では21回目（G3は初）、びわこでは初のVを飾り、初の〝東のヤング王〟に輝いた。