12R  優勝戦　　　　

予選首位の蜂須瑞生が準優をイン快勝。最多7勝&4日目から4連勝で2回目のVに王手をかけた。その成績どおり、強力な出足を中心にパワーはトップ級。最後もライバル勢を制して押し切るのみだ。ただ、快パワーを誇る山下夏鈴のカド攻勢は脅威。好出足の中澤宏奈も鋭くさばいてV争いに加わるか。間庭菜摘は山下を制して先に攻めたいところ。黒澤めぐみ、松本怜もチャンスは十分だ。迎えた優勝戦は蜂須、中澤の内両者がコンマ05に踏み込むが、4番手Sだった山下がスリットから一気に加速してまくり攻勢へ。抵抗を試みる蜂須を豪快ターンでねじ伏せ、BSに入った時点で早くも独走態勢に持ち込む。焦点は内から残した蜂須、中澤での次位争いへと移り、2Mで中澤をさばいた蜂須が2着、3着は中澤での決着となった。山下は昨年5月のからつオールレディース（G3）以来2回目のV。