11R  優勝戦　　　　

男子の予選首位・木下翔太は準優11Rを逃げ切ってファイナル1号艇。中間整備が入って3節目の40号機は数字以上の好パワーだ。岩瀬裕亮も出足は好ムード。ベテラン・菊池峰晴も直前に中間整備の入った22号機を仕上げてパワフルな気配を誇る。迎えた優勝戦11Rは木下がインからコンマ10のトップS。差しを狙う岩瀬、全速戦で迫る菊池らを寄せ付けず、BSに入った時点で早くも独走態勢に持ち込む。木下は通算23回目、びわこでは2回目のV。一方の女子は地元・香川素子がイン快勝した準優12Rを含め9戦6勝オール3連対。その成績が示すように、軽快な伸びを中心にトップ級のパワーを誇る。１月からA1復帰の小野生奈、当地連覇を狙う大豆生田蒼が逆転Vを狙ってくる。優勝戦12Rは香川が後手に回るスリット隊形も他艇の攻めを封じてイン先マイ。そのまま先行態勢に持ち込み通算27回目、地元びわこでは6回目のVを飾った。