新たに創設されたタイトル名で開催されるヴィーナスシリーズは昨年末の浜名湖クイーンズクライマックス(QC)出場メンバーが4人参戦。その中でもV候補の筆頭に挙がるのは小野生奈だ。QCではファイナルまで駒を進め準V。念願のタイトル初戴冠はあと一歩で逃したが、女子界トップ級の攻撃力を見せつけて3回目のびわこVへ突き進んでいく。田口節子は2003年にデビュー初Vを飾ったのがこのびわこ。レディースチャンピオン(女子王座)V2の手腕を駆使して主役の座を狙ってくる。細川裕子は主要タイトルこそ手にしていないが地力は上位クラス。もちろん香川素子も地元水面なら負けられない気持ちで臨んでくる。QC組以外ではQCシリーズ戦で優出した塩崎桐加、渡邉優美もV争いを盛り上げそう。大瀧明日香、池田浩美、土屋千明、高田ひかるらもA1ランカーの存在感を示したいところだ。
出口は昨年12月の住之江オールレディースで念願の初優勝。2015年11月のデビューから6年目を迎え、ようやくひとつの壁を乗り越えた。このびわこでは昨年9月のヤングダービー(PG1)を含め、近況は快パワーを武器に活躍が続く好相性の舞台。本人も「好きな水面です」と胸を張る。相手は女子界でもトップクラスの実力を誇る面々だが、シリーズの〝台風の目〟になる可能性は十分あるはずだ。
※2021/01/06 現在の情報
競走タイトル | |||
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