12R  優勝戦　　　　

予選首位の地元・川北浩貴が準優12Rを2着。11Rを逃げ切って1着の西村拓也にファイナルの絶好枠が巡ってきた。上位との機力差は残るものの、こちらも仕上がりは十分に戦えるレベル。最後も気迫の速攻戦を繰り出すのみだ。ただライバル勢は手ごわい面々で、石渡鉄兵は勝負どころを前に機力を整えて満足の表情。岡村仁、川北、エース級の筆頭格65号機を駆る大野芳顕はトップ級のパワーを武器にV奪取をもくろむ。吉村正明は負傷の影響で現在はB2級ながら、手腕は確かだけに侮れない。迎えた優勝戦は2コース差しからBSで西村を交わした石渡が2周HSで先行態勢に持ち込むが、続く2周1Mで今度は西村が執念の差し逆転。好メンバーによる激戦が続いた今節を象徴するようなデッドヒートを制した西村は通算48回目、びわこでは2018年10月以来2回目のVを飾った。