12R  優勝戦　　　　

予選をトップ通過の上村純一が準優12Rを押し切って1着。初日こそ3、4着も、2日目以降をオール2連対でファイナル1号艇に構える。手にするのはエース候補最右翼と称される60号機。どの足も強力な超抜パワーに本人も大満足の表情だ。2号艇の春園功太も出足は上々だけに、鋭く差してどこまで迫れるか。約11年半ぶりの地元Vに燃える君島秀三はセンター強気に。金子拓矢や上條嘉嗣、馬野耀らも虎視眈々とV奪取をもくろむ。迎えた優勝戦はトップSを決めた春園がプレッシャーをかけるが、インから伸び返した上村が1Mを先マイ。差しにチェンジした春園、その上を全速戦に出た君島らを抑え、上村がBSでは先行態勢に持ち込む。春園と君島に加え、最内を突いて迫る金子も加わった連争いは2着が春園、3着が金子での決着となった。上村は通算14回目、びわこで初となるV。