12R  優勝戦　　　　

予選を首位通過の杉山喜一が準優12Rを5着敗退。11Rをイン快勝した2位・濱野斗馬にファイナルの絶好枠が巡ってきた。安定板が使用された準優は出足の下降を口にするが、外れるなら前回準V機（中澤和志）のパワーはトップ級だ。飛田江己も安定板の影響で乗りづらさを課題に挙げるが機力自体は高レベル。快パワーに仕上げてきた井本昌也、地元初Ｖへ燃える澤田尚也も侮れない存在になりそう。エース級37号機を手にハイパワーの石原光、さらに鈴木孝明もデビュー初Vへ気合十分に臨んでくる。迎えた優勝戦はコンマ09のトップSを決めた濱野がイン先マイ。全速戦に出た井本、差しを狙う飛田を寄せ付けず、BSに入った時点で早くも独走態勢に持ち込む。まくり差しでBS浮上した澤田が2Mの全速戦で次位を確保。井本が3着での決着となった。濱野は初Vを飾った2月の鳴門を含め今年5回目、当地では初となるV。