12R  優勝戦　　　　

予選をトップ通過の大上卓人が準優12Rを逆転勝利。当タイトルの64回大会以来、自身2回目の特別戦Vに王手をかけた。中間整備が入って2節目の26号機は出足、回り足がパワフル。最後は気迫のイン戦で逃げ切るのみだ。追配で参戦となった地元エース馬場貴也も直前に中間整備が入った32号機。同じく先月の中間整備でエース級に変貌した37号機を駆ってハイパワーの田村隆信、さらに吉田拡郎、笠原亮、井口佳典らもSG覇者の手腕でV争いに加わるか。迎えた優勝戦は4カド吉田が他艇を置き去りにするコンマ03の強S攻勢。スロー勢を一気にのみ込み1Mを先制すると、そのまま独走態勢へ。インで残した大上が次位を確保。笠原との接戦を制した馬場が3着での決着となった。吉田は通算58回目（SGV1、G1V4、G2は4回目のV）、びわこでは2回目のV。