12R  優勝戦　　　　

準優はすべて1号艇が1着。3日間の予選を首位通過の下河誉史がファイナルの1号艇に構える。近況好調な71号機を完全に仕上げ、強力な出足、回り足を中心にパワーはトップ級。最後はライバル勢を一蹴して王道Vを飾るか。ただ、久田武も出足はかなりのレベル。12年ぶりの地元Vに燃える川島圭司をはじめ、馬場剛、三浦敬太、三浦永理らも虎視眈々とV奪取を狙ってくる。迎えた優勝戦はインからきっちりSを決めた下河が3コースから握って出た川島をけん制するように先マイ。川島は流れる形となり、BSに入った時点で下河が一気に独走態勢を築く。BSでは三浦敬以外の4艇が並んだ後続争いは馬場、三浦永での一騎打ちとなり、3周1Mで三浦永を振り切った馬場が2着、三浦永が3着での決着となった。下河はデビュー初Vだった2015年11月の平和島以来2回目、びわこでは初のV。