12R  優勝戦　　　　

3日間の予選を6戦3勝、オール3連対で首位通過の林美憲がファイナルの1号艇に構える。2連対率25.6%の凡機をさすがの調整手腕でパワーアップさせ、強力な伸びを中心にトップ級の気配を誇る。ただ、直前に中間整備が入った37号機を駆る平野和明は、ピットでは林と並んで今節のツートップと称される快パワー。小坂尚哉も中間整備が入って3節目の39号機は数字以上に軽快な足色だ。溝口海義也もカド豪快攻勢でV争いに加わるか。迎えた優勝戦はインの林がまさかのS遅れ。伸び返して何とか先マイもオーバーターンとなり、冷静に差した平野、さらに5コースからまくり差しで飛び込んできた中村真がBSでは一騎打ちの様相に。2M先取りから中村との差を広げた平野が先行態勢に持ち込み、中村が2着、3着は林での決着となった。平野は2011年7月の平和島以来通算4回目、びわこでは初となるV。