12R  優勝戦　　　　

予選首位の加倉侑征が準優を押し切って1着。自身3回目のファイナルを絶好枠で迎える。近況は上昇ムードが漂う41号機を完全に仕上げ、念願のデビュー初Vへ最後もパワフルに逃げるか。ただ、準優と同様に史上5人目の通算3000勝が懸かる西島義則の前付けがあるだけに波乱の場面は十分。直前に中間整備が入った33号機を手にハイパワーを誇る東口晃はもちろん、高橋竜矢、山崎郡、竹田和哉らにもチャンスは十分の激戦カードだ。迎えた優勝戦は西島がインを取る勢いで前付けに動き、抵抗した加倉は80メートルを超える深い起こし位置に。この両者に加えて東口も後手に回るスリット隊形となり、4カドから1艇身のSを決めた高橋が内3艇をたたいて1Mを先制へ。BSに入った時点で先行態勢に持ち込んだ。高橋は通算4回目、当地では2022年11月のルーキーシリーズに続く2節連続&2回目のVを飾った。